2020年5月23日〜6月22日の気象予報が発表されたよ! 


気象庁より2020年度5月23日〜6月22日の、気象予報が発表されました。
下記表をご覧になり、該当する地域の方は十分ご留意ください。

※出典
ホームページ=https://www.jma.go.jp/jma/index.html
本資料は5月21日に気象庁より発表された「向こう1ヶ月の天候の見通し」をもとに作成しております。

  • 暖かい空気に覆われるため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込みです。特に、北日本では、
    期間の前半はかなり高くなる見込みです。
  • 東日本太平洋側と西日本では、湿った空気の影響を受けやすく、向こう1か月の日照時間は平年並
    か少ないでしょう。
  • 西日本と沖縄・奄美では、前線や湿った空気の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は
    平年並か多いでしょう。

西日本では降雨がやや多い予想、
東日本の太平洋側と西日本では日照時間がやや少ない予想です。

農水省(令和2年度 病害虫発生予報第2号)より、
温暖で比較的多湿な環境を好む『きゅうりのべと病』や
日照不足で被害が拡大しやすい『きゅうりのうどんこ病』が
南関東、四国、九州で「やや多い」もしくは「多い」予想が出ております。
5/22ブログを読む。

べと病は雨により感染が広がり、肥料切れで感染が助長されます。
雨にあたりやすい露地栽培や、栽培の終盤を迎える促成栽培では発生に注意しましょう。
ダコ倶楽部(きゅうり/虎の巻)を読む。

一方、うどんこ病は日照不足で発生が増加し、発生してからの防除は困難です。
発生前~発生初期の予防を心がけましょう。
ダコ倶楽部(きゅうり/病害防除の手引き)を読む。

梅雨の時期を迎え、
露地栽培では、連続した降雨により適期防除が難しい場合があります。
降雨が続く前にダコニール1000を予防散布して、複数の病害を同時に予防しましょう。

施設栽培では、次作に向けて圃場内の菌密度を低下させることが重要となります。
栽培終了後は速やかに、発病葉や罹病残渣を圃場の外に持ち出し、適切に処理しましょう。
栽培で用いた資材(クリップ、誘引紐等)には、多くの分生子(1次感染の原因)が付着しています。
次作で使用する前にできる範囲で、農業用資材の消毒を行いましょう。。