2021年5月29日~6月28日の気象予報が発表されたよ! 


 
 
気象庁より2021年度5月29日~6月28日の、気象予報が発表されました。
下記表をご覧になり、該当する地域の方は十分ご留意ください。
 

※出典
ホームページ=https://www.jma.go.jp/jma/index.html
本資料は5月27日に気象庁より発表された「向こう1ヶ月の天候の見通し」をもとに作成しております。
 
予報のポイント
●暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1か月の気温は、東・西日本と沖縄・奄美で高く、
 北日本で平年並か高いでしょう。
 沖縄・奄美では期間のはじめに気温がかなり高くなる見込みです。
●沖縄・奄美では、前線や湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、
 向こう1か月の降水量は平年並か多く、向こう1か月の日照時間は平年並か少ないでしょう。
 
 

 
今年は例年に比べ5~22日度梅雨入りが早く、沖縄・奄美では5月5日に、九州南部では11日に、
九州北部・中国・四国では15日に、近畿・東海では16日に梅雨入りしたことが気象庁より発表されました。

5月12日に農水省より発表された「令和3年度病害虫発生予報第2号」では野菜・花きの病害として、
きゅうりのべと病、トマトの葉かび病、たまねぎのべと病、ねぎのさび病・べと病の発生が
関東以西で多くなると予想しております。
過去のブログで、エリア別に発生が「多い」もしくは「やや多い」と予想される病害虫を
まとめていますのでご覧ください。
2021年5月の病害虫発生予報が発表されたよ!

病害の多くは糸状菌(カビ)によるもので、多湿条件を好みます。
梅雨に入り気温が低く推移すると比較的低温(15~20℃)を好む
「べと病」や「灰色かび病」の発生が多くなります。
一方、気温が25℃前後まで上がると「トマトの葉かび病・すすかび病」、「ナスの黒枯病・すすかび病」、
ピーマンの「斑点病・黒枯病」の発生が多くなります。

梅雨入りを迎え、雨が続くことが予想されます。
露地栽培では天気予報を確認し、降雨前もしくは合間に生育期からダコニール1000等の保護剤を予防散布し、
病気の感染や蔓延を抑えましょう。
施設栽培では換気を行い、ハウス内の湿度を下げましょう。
連続した降雨の前にハウス周辺の排水溝を確認し、ハウス内への雨水の流入を防ぎましょう。

お住まいの都道府県が発表する発生予察情報等を参考に、効果の高い薬剤を選定し、
適期散布を心がけてください。
薬剤は葉裏にもしっかりかかるように散布し、散布むらが出ないように注意しましょう。