2021年8月の病害虫発生予報が発表されたよ! 

農林水産省より2021年度8月度の、病害虫発生予報が発表されました。
下記表をご覧になり、該当する地域の方は十分ご留意くださいね。

※出典
農林水産省ホームページ=https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120104_yoho.html
本資料は8月4日に農水省より発表された「令和3年度病害虫発生予報第6号」内に記載されている「野菜・花き」の全作物および「果樹」の茶の部分を抜粋して作成しております。
 
 


 


 
【きゅうり 褐斑病】
 きゅうり 褐斑病は25~30℃、多湿条件下での発生が多く、特に施設栽培で問題となります。
 土中に残った前作の被害葉や農業資材(灌水チューブ、ワイヤー等)に
 付着した分生子が一次感染源となります。
 また、種子伝染もします。
 雨滴や灌水時の水滴の跳ね返りにより下位葉から感染し、
 葉の表面に淡褐色の直径5~8㎜の丸い斑点を生じます。
 病斑は後に拡大して、直径1~3㎝の不定形で灰褐色の病斑となります。
 病斑上につくられた分生子が風によって飛散することで、上位葉や周囲に感染が広がります。
 発生初期の病斑はべと病や炭疽病の病斑とよく似ているため、
 3病害に登録のあるダコニール1000を発生前~発生初期に散布し、感染を予防しましょう
 (べと病は施設栽培・露地栽培の両方で、炭疽病は主に露地栽培で問題となります)。
 病害防除虎の巻「べと病、褐斑病防除」
 窒素過多や肥切れ状態では発生が多くなるため、適正な肥培管理を心がけましょう。
 収穫終了後は被害残渣を適正に処理すると共に、
 農業資材の消毒を行い圃場内の病原菌密度を減らしましょう。
 

 
【茶 炭疽病】
 茶 炭疽病は比較的高温(25℃前後)で
 降雨が多い時期(梅雨期の2番茶と秋雨期の秋芽)で発生が多くなります。
 展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
 出開き後は感染率が急速に低下します。
 葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
 降雨前や雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混合散布し、
 同時期に発生する新梢枯死症と同時防除しましょう。
 防除のポイント「茶 炭疽病」 
 

 
【キク白さび病】
 キク 白さび病は20℃前後の多湿条件で発生が多く、
 露地栽培では梅雨および秋雨の時期に発生のピークを迎えます。
 高温に弱く、夏季高温期は発生が一時終息します。
 葉裏に形成された冬胞子が濡れると発芽し、小生子(担子胞子)が作られます。
 小生子は雨風や灌水の飛沫で飛散し次々に感染するため、長雨が続く場合は感染が拡大します。
 潜伏期間が長く、発病してからの防除は効果が得られ難いです。
 葉に発生すると商品価値を損なうためダコニール1000等の保護剤で予防すると共に、
 排水を良くすることで過湿にならないようにしましょう。
 防除のポイント「春のキク白さび病」

【茶 炭疽病】
 茶 炭疽病は比較的高温(25℃前後)で
 降雨が多い時期(梅雨期の2番茶と秋雨期の秋芽)で発生が多くなります。
 展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
 出開き後は感染率が急速に低下します。
 葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
 降雨前や雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混合散布し、
 同時期に発生する新梢枯死症と同時防除しましょう。
 防除のポイント「茶 炭疽病」 
 

 
【きゅうり 褐斑病】
 きゅうり 褐斑病は25~30℃、多湿条件下での発生が多く、特に施設栽培で問題となります。
 土中に残った前作の被害葉や農業資材(灌水チューブ、ワイヤー等)に
 付着した分生子が一次感染源となります。
 また、種子伝染もします。
 雨滴や灌水時の水滴の跳ね返りにより下位葉から感染し、
 葉の表面に淡褐色の直径5~8㎜の丸い斑点を生じます。
 病斑は後に拡大して、直径1~3㎝の不定形で灰褐色の病斑となります。
 病斑上につくられた分生子が風によって飛散することで、上位葉や周囲に感染が広がります。
 発生初期の病斑はべと病や炭疽病の病斑とよく似ているため、
 3病害に登録のあるダコニール1000を発生前~発生初期に散布し、感染を予防しましょう
 (べと病は施設栽培・露地栽培の両方で、炭疽病は主に露地栽培で問題となります)。
 病害防除虎の巻「べと病、褐斑病防除」
 窒素過多や肥切れ状態では発生が多くなるため、適正な肥培管理を心がけましょう。
 収穫終了後は被害残渣を適正に処理すると共に、
 農業資材の消毒を行い圃場内の病原菌密度を減らしましょう。

【キク白さび病】
 キク 白さび病は20℃前後の多湿条件で発生が多く、
 露地栽培では梅雨および秋雨の時期に発生のピークを迎えます。
 高温に弱く、夏季高温期は発生が一時終息します。
 葉裏に形成された冬胞子が濡れると発芽し、小生子(担子胞子)が作られます。
 小生子は雨風や灌水の飛沫で飛散し次々に感染するため、長雨が続く場合は感染が拡大します。
 潜伏期間が長く、発病してからの防除は効果が得られ難いです。
 葉に発生すると商品価値を損なうためダコニール1000等の保護剤で予防すると共に、
 排水を良くすることで過湿にならないようにしましょう。
 防除のポイント「春のキク白さび病」

【茶 炭疽病】
 茶 炭疽病は比較的高温(25℃前後)で
 降雨が多い時期(梅雨期の2番茶と秋雨期の秋芽)で発生が多くなります。
 展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
 出開き後は感染率が急速に低下します。
 葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
 降雨前や雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混合散布し、
 同時期に発生する新梢枯死症と同時防除しましょう。
 防除のポイント「茶 炭疽病」 
 

 
【茶 炭疽病】
 茶 炭疽病は比較的高温(25℃前後)で
 降雨が多い時期(梅雨期の2番茶と秋雨期の秋芽)で発生が多くなります。
 展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
 出開き後は感染率が急速に低下します。
 葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
 降雨前や雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混合散布し、
 同時期に発生する新梢枯死症と同時防除しましょう。
 防除のポイント「茶 炭疽病」