2022年6月の病害虫発生予報が発表されたよ!
農林水産省より2022年6月度の、病害虫発生予報が発表されました。
下記表をご覧になり、該当する地域の方は十分ご留意くださいね。
※出典
農林水産省ホームページ=https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120104_yoho.html
本資料は6月8日に農水省より発表された「令和4年度病害虫発生予報第3号」内に記載されている「野菜・花き」の全作物および「果樹」の茶の部分を抜粋して作成しております。
【きく 白さび病】
きくの白さび病は15~23℃前後の多湿条件で発生が多く、
露地栽培では梅雨および秋雨の時期に発生のピークを迎えます。
高温に弱く、夏季高温期は発生が一時終息します。
葉裏に形成された冬胞子が濡れると発芽し、小生子(担子胞子)が作られます。
小生子は雨風や灌水の飛沫で飛散し次々に感染するため、長雨が続く場合は感染が拡大します。
潜伏期間は約10日で、発病してからの防除は効果が得られ難いです。
主に新しく展開した葉に感染しやすく、葉に発生すると商品価値を損なうため
ダコニール1000等の保護剤で予防すると共に、排水を良くすることで過湿にならないようにしましょう。
防除のポイント「春のキク白さび病」
【きゅうり 褐斑病】
きゅうりの褐斑病は25~30℃、多湿条件下での発生が多く、特に施設栽培で問題となります。
土中に残った前作の被害葉や農業資材(灌水チューブ、ワイヤー等)に
付着した分生子が一次感染源となります。
また、種子伝染もします。
雨滴や灌水時の水滴の跳ね返りにより下位葉から感染し、直径1~3㎝の不定形で灰褐色の病斑となります。
病斑上につくられた分生子が風によって飛散することで、上位葉や周囲に感染が広がります。
発生初期の病斑はべと病や炭疽病の病斑とよく似ているため、
3病害に登録のあるダコニール1000を発生前~発生初期に散布し、感染を予防しましょう
(べと病は施設栽培・露地栽培の両方で、炭疽病は主に露地栽培で問題となります)。
きゅうりべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
【きゅうり べと病】
きゅうりのべと病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。
感染源となる分生子は晴れた日の夜に多く作られ、翌日に飛散します。
分生子の発芽には水滴が必要であるため、
過湿による結露や降雨により葉面がぬれた状態が続くと発生が多くなります。
感染を防ぐために畑の排水をよくする、密植を避けると共に、施設栽培では換気をよくする、
露地栽培では雨よけをする等の対策をとり、葉面が濡れた状態が続かないようにしましょう。
発生後の防除は難しいことから、ダコニール1000等の保護剤を発生前〜発生直後に散布し、
感染予防に努めましょう。
きゅうりべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
【ねぎ さび病】
ねぎのさび病は、春~秋に橙黄色の夏胞子を葉に形成します。
夏胞子は低温(9~18℃)を好み、春~梅雨期と秋期に降雨が多いと発生が多くなります。
25℃以上の高温は苦手とするため、夏季高温期は発生が一時終息します。
肥切れにより発病が助長されるため、適切な肥培管理に努めましょう。
発生後の防除は効果が得られ難いため、ダコニール1000等の保護剤で病気を予防しましょう。
ブログでも紹介しています。
【ねぎ べと病】
ねぎのべと病は15℃前後となる春と秋に発生し、曇天もしくは雨が続くと発生が多くなります。
土壌中の被害葉は伝染源となるため、連作している圃場では発生が多くなります。
定植後からはべと病、黒斑病、葉枯病が発生してきます。
これらの病害に登録のあるダコニール1000でまとめて予防しましょう。
ネギべと病の防除はコチラ
【ねぎ さび病】
ねぎのさび病は、春~秋に橙黄色の夏胞子を葉に形成します。
夏胞子は低温(9~18℃)を好み、春~梅雨期と秋期に降雨が多いと発生が多くなります。
25℃以上の高温は苦手とするため、夏季高温期は発生が一時終息します。
肥切れにより発病が助長されるため、適切な肥培管理に努めましょう。
発生後の防除は効果が得られ難いため、ダコニール1000等の保護剤で病気を予防しましょう。
ブログでも紹介しています。
【ねぎ べと病】
ねぎのべと病は15℃前後となる春と秋に発生し、曇天もしくは雨が続くと発生が多くなります。
土壌中の被害葉は伝染源となるため、連作している圃場では発生が多くなります。
定植後からはべと病、黒斑病、葉枯病が発生してきます。
これらの病害に登録のあるダコニール1000でまとめて予防しましょう。
ネギべと病の防除はコチラ
【茶 炭そ病】
茶の炭そ病は比較的高温(26~28℃前後)で
降雨が多い時期(梅雨期の2番茶と秋雨期の秋芽)で発生が多くなります。
展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
出開き後は感染率が急速に低下します。
葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
降雨前や梅雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混合散布し、新梢枯死症などと同時防除しましょう。
茶の病害虫の防除はコチラ
【きゅうり 褐斑病】
きゅうりの褐斑病は25~30℃、多湿条件下での発生が多く、特に施設栽培で問題となります。
土中に残った前作の被害葉や農業資材(灌水チューブ、ワイヤー等)に
付着した分生子が一次感染源となります。
また、種子伝染もします。
雨滴や灌水時の水滴の跳ね返りにより下位葉から感染し、直径1~3㎝の不定形で灰褐色の病斑となります。
病斑上につくられた分生子が風によって飛散することで、上位葉や周囲に感染が広がります。
発生初期の病斑はべと病や炭疽病の病斑とよく似ているため、
3病害に登録のあるダコニール1000を発生前~発生初期に散布し、感染を予防しましょう
(べと病は施設栽培・露地栽培の両方で、炭疽病は主に露地栽培で問題となります)。
きゅうりべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
【きゅうり べと病】
きゅうりのべと病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。
感染源となる分生子は晴れた日の夜に多く作られ、翌日に飛散します。
分生子の発芽には水滴が必要であるため、
過湿による結露や降雨により葉面がぬれた状態が続くと発生が多くなります。
感染を防ぐために畑の排水をよくする、密植を避けると共に、施設栽培では換気をよくする、
露地栽培では雨よけをする等の対策をとり、葉面が濡れた状態が続かないようにしましょう。
発生後の防除は難しいことから、ダコニール1000等の保護剤を発生前〜発生直後に散布し、
感染予防に努めましょう。
きゅうりべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
【きく 白さび病】
きくの白さび病は15~23℃前後の多湿条件で発生が多く、
露地栽培では梅雨および秋雨の時期に発生のピークを迎えます。
高温に弱く、夏季高温期は発生が一時終息します。
葉裏に形成された冬胞子が濡れると発芽し、小生子(担子胞子)が作られます。
小生子は雨風や灌水の飛沫で飛散し次々に感染するため、長雨が続く場合は感染が拡大します。
潜伏期間は約10日で、発病してからの防除は効果が得られ難いです。
主に新しく展開した葉に感染しやすく、葉に発生すると商品価値を損なうため
ダコニール1000等の保護剤で予防すると共に、排水を良くすることで過湿にならないようにしましょう。
防除のポイント「春のキク白さび病」
【きゅうり べと病】
きゅうりのべと病は20~25℃の多湿条件で発生が多くなります。
感染源となる分生子は晴れた日の夜に多く作られ、翌日に飛散します。
分生子の発芽には水滴が必要であるため、過湿による結露や降雨により
葉面がぬれた状態が続くと発生が多くなります。
感染を防ぐために畑の排水をよくする、密植を避けると共に、施設栽培では換気をよくする、
露地栽培では雨よけをする等の対策をとり、葉面が濡れた状態が続かないようにしましょう。
発生後の防除は難しいことから、ダコニール1000等の保護剤を発生前〜発生直後に散布し、
感染予防に努めましょう。
きゅうりべと病・褐斑病の防除方法はコチラ
【茶 炭そ病】
茶の炭そ病は比較的高温(26~28℃前後)で
降雨が多い時期(梅雨期の2番茶と秋雨期の秋芽)で発生が多くなります。
展開間もない新葉の毛茸から侵入・感染するため新葉ほど感染しやすく、
出開き後は感染率が急速に低下します。
葉が濡れた状態が半日程度続くと感染するため、天気予報を確認し、
降雨前や梅雨の晴れ間にダコニール1000とDMI剤を混合散布し、新梢枯死症などと同時防除しましょう。
茶の病害虫の防除はコチラ