2021年3月27日~4月26日の気象予報が発表されたよ! 

気象庁より2021年度3月27日~4月26日の、気象予報が発表されました。
下記表をご覧になり、該当する地域の方は十分ご留意ください。

※出典
ホームページ=https://www.jma.go.jp/jma/index.html
本資料は3月25日に気象庁より発表された「向こう1ヶ月の天候の見通し」をもとに作成しております。

予報のポイント

● 向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、全国的に高いでしょう。
特に、東・西日本では期間の前半に、北日本と沖縄・奄美では期間のはじめに、
かなり高くなる見込みです。
● 北・東・西日本では、向こう1か月の降水量と日照時間は、ほぼ平年並でしょう。
● 沖縄・奄美では、湿った空気の影響を受けにくいため、向こう1か月の降水量は少なく、
向こう1か月の日照時間は平年並か多い見込みです。

先週末の雨の日に庭でカエルが鳴いていました。
春もあっという間に半分を過ぎ、さくらの開花前線も一気に北上しています。
足元に目を向けてみると、道端の雑草たちもかわいい花を咲かせています。

いよいよ農業シーズンがスタートします。
冬の間はお休みしていた病害虫発生予察情報も、発表が再開されました。
3月10日に農水省より発表された「令和2年度病害虫発生予報第10号」でも
発生が「やや多い」もしくは「多い」と予想される病害虫が多数掲載されています。
野菜類については当ブログでもまとめていますので、よろしければご覧ください。
3/19ブログ

気温の上昇に伴い、施設栽培では夜間の暖房機の稼働が少なくなっています。
都道府県の予察情報などを拝見すると、
20℃前後の比較的低温・多湿条件で発生で発生しやすいべと病、灰色かび病等の発生が全国的に多い傾向があります。
ハウス内の換気に努めると共に、発生前にダコニール1000の登録があることを確認して予防散布しましょう。

水稲の育苗をすでに開始されている地域も多いかと思います。
「苗半作」という言葉を、数年前にある生産者さんから伺いましたが
種子消毒や育苗箱施用剤を上手に活用して、
本圃への病気の持ち込み、本圃での病気の蔓延を防止しましょう。
*ダコニール1000は稲(育苗箱)の苗立枯病(リゾープス菌)に土壌灌注剤として登録があります。